何度も映画のテーマ等に用いられ、すっかり哀愁帯びたメロディーがすっかりお馴染みとなったラフマニノフのピアノ協奏曲2番を、現代最高のラフマニノフ弾き、アシュケナージが演奏した名盤です。
とにかく名盤の誉れ高い録音。
ハイティンク率いるコンセルトヘボウ管弦楽団の、どこまでもひろがるロシアの広大な大地のような緩やかなバックに、アシュケナージがロマン溢れるアルペジオを展開する様は、まさに圧巻。
まったく文句のつけようがない、ラフマニノフの決定版である。
1楽章の凄まじさといったらこの上ないし、2楽章の抒情感も、泣けてくるほど。
3楽章も、抜群のセンスのをもったアッチェランド(急に速くなる)で、魅了する。
とにかくバックがすごい。
すさまじく、そして美しい弦楽セクションが、この曲全体を支配している。
トゥッティの迫力も、この上ない。
こんな美しい世界が地球上にあったのだろうか・・・・・・・。
●ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調&第4番ト単調
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