2011年5月15日日曜日

意外と官能的なブラームスはお好きですか?

★ブラームス『交響曲第1番』:重厚だけど官能的なブラームスはお好き?

ブラームスと言えば、音楽室で見た髭面で苦虫を噛み潰したようなイメージ。

でも、彼の作品は意外にロマンティックでしかも官能的なのだ。

ブラームスは生涯で4曲の交響曲を書いた。
この第1交響曲を完成させるのになんと15年間もかけ、1876年、43歳の時にようやく日の目をみる。


尊敬するベートーヴェンの後継者として『第9』に続く『第10番』のつもりで自らの交響曲第1番を書きあげたのだ。

その痕跡は、第4楽章にあの『第9』の「歓喜の歌」を思わせる旋律が出てくることからもわかるだろう。

この歓喜のメロディが始まると胸がジーンとくる。



確かに彼の作品は重厚で地味だが、人間の真実の叫びがあることも事実だ。


僕はブラームスが好きです。


▼ブラームス『交響曲第1番』バーンスタイン指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ブラームス:交響曲第1番
(アマゾン)






バーンスタイン/ブラームス:交響曲第1番(楽天)

0 件のコメント: